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婚約と自由恋愛

『結婚を前提につきあっていた彼に妊娠を告げると態度が豹変!
損害賠償請求ってできるの?』

よくテレビドラマで付き合っている彼氏に「妊娠したの」と
告げたとたん、別れを切り出されたり、逃げられていまうという
場面を見かけますが実は現実でもこのようなケースは結構あるようですね。

産むか産まないかでもめて、結局女性がつらい思いをすることも
少なくありませんね。

お互い、結婚を前提にした真剣交際だと思っていたにもかかわらず、
態度が豹変してしまった男性に未練はないとしても
せめて損害賠償請求だけでもできないのでしょうか。

残念ながら、「結婚を前提の交際」では、いくら真剣に
交際していたといってもきちんとした「婚約」という形がなければ、
あくまでも「自由恋愛」の範疇となり、原則的には
損害賠償請求はできないのが現状です。

ただし、たとえ婚約にいたっていなくても、
相手が慰謝料や中絶費用を出すと約束すれば、
法律的には請求できることになっています。

その際、「言った」「言わない」にならないために
一筆書いてもらうことで、証拠として残りますので安心です。

書面には必ず日付と名前を書いてもらうことをお忘れなく!

印鑑は押してあるに越したことはありませんが、
なかったとしても名前がきちんと入っていれば
約束書面として通用します。

婚約解消の損害賠償

『結婚式1ヶ月前に彼の浮気が発覚!婚約解消で損害賠償請求ってできるの?』


結納の交わし、式場も予約しているなど婚約している事実が十分認められる場合には婚約解消の原因を作った彼に損害賠償の請求ができます。

請求の内容は以下の通りです。

1 物的損害賠償請求・・・結納返しの返還を求め物で贈った場合でも相当を請求することもあります。

2 精神的損害賠償請求・・・いわゆる慰謝料にあたるもので、だいたい100万円くらいが妥当です。しかし、あまりにも結婚式間近の場合には増額できることもあります。

その他、式場のキャンセル料や仲人さんへのお礼、婚約式の費用などのほか、彼女側が負担したものがあればすべて彼に請求することができます。

もし、彼が結納金の返還を求めてきたときには、返すのが一般的ですが、内容によっては
返還しなくてもていい場合もあります。

損害賠償請求は、140万円以下までは「簡易裁判所」に
訴訟を起こしますが、それ以上になると「地方裁判所」に
訴訟を起こすことになります。
 
ただし、口約束だけで婚約していたという物証がない場合には慰謝料がもらえないこともありますのでご注意を。

もしものときのためにメールや手紙など目に見える証拠を残しておくのがベターです。

いずれにしても、二股をかけるような男は結婚する前に本性がわかってよかったのかもしれません。

しかしそれでも納得できない事もあるかもしれませが、そんな時にでも気軽に電話相談ください

離婚の手続きはいろいろ

一口に「離婚」といっても離婚には「協議離婚」「調停離婚」「審判離婚」「裁判離婚」などいくつかの種類があります。

その中でも最も一般的なものが「協議離婚」であり、離婚全体の約9割を占めています。

おおまかな流れとしては、まず夫婦が話し合いをして離婚に合意します。
そして、よくテレビドラマでも見かけるあの緑色の離婚届にお互いが記入、サインし、住んでいる市区町村役場に提出、受理されることで、協議離婚が成立するという流れになります。

とはいっても、いくら話し合いをしても離婚に合意できない場合も少なくないのが現状です。
その場合、調停離婚、審判離婚、裁判離婚などの方法で離婚することになるのです。

多少、面倒と思われるかもしれませんが、日本は法律婚主義を採用していますので離婚するにも一定の手続きが必要になります。

それぞれの離婚の方法によって、必要な手続きは異なり、それらをきちんと行わなければ、いつまでも法律上は夫婦という関係が解消されません。

後々トラブルになるケースもありますので、離婚を決めたらまずはルールに基づいた手続きをしっかりと行うことが大切ですね。

そのためには最低限の離婚手続きに関する知識を持つことも必要となってきます。

離婚して困ったこと

離婚のケースは様々なので、困ることといっても人それぞれ違ってくると思います。

たとえば、男性なら一人暮らしが不便だったり。
女性なら生活費を稼ぐのが大変だったり。

またどちらにも言えるのが周りから

「あの人はバツ一」

という目で見られることでしょうか。

しかし、一般的に見て、一番困りそうなのは専業主婦だった人が子供を連れて離婚した場合ではないかと思います。
まず、子供を育てていくためには、きちんとした収入が必要ですが、仕事を探すのも大変そうですね。

・働く時間が限られてしまう
・働いている間、子供を預けるところが必要
こうした理由で子供が小さければ小さいほど、難しい。

もちろん、離婚するときにはそんなことも十分考えていると思いますが
仕事と育児の両立は思った以上に体と心に負担がかかります。

そして、意外に体験者の声で多いのが、好きな人ができたときに

「どんなタイミングでバツ一であることや子供がいることを伝えるか」
ということです。
これは、実際に体験した人ならではの悩みです。
後で困らないためには、出会ってからなるべく早めに打ち明けておくのがいいでしょう。

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離婚相談は誰にすればいい?


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