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離婚すると基本的には、離婚したことが事実として戸籍にそのまま記載されます。
けれども、中には離婚したことを戸籍に載せたくないという人もいるようです。
そんなときには「転籍」という方法があります。
「転籍」とは、戸籍の本籍を移転することをいいます。
転籍することで離婚したという事実は新しい戸籍には記載されないのです。
転籍は現在の本籍地と同一市区町村では認められませんので
それ以外の場所に本籍を移転することになります。
特に住所と同じでなければならないという決まりはなく、
どこでもかまいません。
ただし、転籍前の戸籍は抹消されるわけではなく、「除籍」という形で保存されます。
元の戸籍は「除籍」として80年間保存され、「除籍謄本」を取得すれば、
離婚したことが記載されているのです。
つまり、転籍すれば新しい戸籍上は離婚の事実はわかりませんが
離婚したことは抹殺されるわけではないというわけです。
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