HOME > 離婚悩みコラム > 無職だと養育費を払わなくてもいいの?
発行周期:毎週 月・水・金曜日の3回 >> バックナンバーはこちら
離婚時、親がたとえ無職であっても養育費の支払いを逃れることはできません。
つまり、失業、ローン、借金などで経済的余裕がないことを理由に
養育費が払えないというのは一般的には通用しないというわけです。
親はたとえ離婚したとしても子供に対しては扶養義務があり、
これは経済的な余力で行うものではないのです。
養育費を逃れるためには客観的に見て誰もが認めるような
状況をきちんと証拠として示しなければなりません。
裁判所では親が無職の場合、退職の原因、退職金の有無、再就職に向けての努力の程度、
雇用保険の詳細などを客観的、かつ総合的に判断して審理を行います。
さらに、経済状態のみならず、健康状態も考慮し、将来的な経済状態についても
考えられます。
無職だからといって、養育費が払えないという親がいますが、
自分の生活が維持されている以上はそれは全く通用しません。
養育費は本来、親が自分の生活費を削ってでも支払うべきものなのです。
(関連記事)
養育費減額、増額の条件
> 離婚悩みコラム
HOME - 離婚についての無料電話相談 - 離婚問題解決への流れ - 離婚悩みコラム - 離婚用語集 - サイトマップ
掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断転写・転載・公衆送信などを禁じます。
Copyright© 2015 大阪で兵庫で離婚についてお悩みの方へ 離婚相談カウンセラー松見有祐のホームページ All Rights Reserved. / Powered by MTテンプレート