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今や女性の過半数が働く時代ではありますが、
専業主婦も多く、離婚後、満足のいく仕事に
就けるとは限りません。
また、働く女性といっても、そのほとんどはパートタイムなどの
不安定な状況なのが現状です。
さらに離婚後、慰謝料や養育費の支払いが滞ることも多く、
女性にとっては離婚後の母子家庭の経済状況は
かなり厳しいものといえるでしょう。
ですから、なかなか離婚に踏み切れない気持ちもわかりますね。
また、フルタイムで働いている場合でも、
離婚して世帯を別にすること自体、同居したいたときと比べると
家計がきつくなることは避けられないのです。
それでも離婚に踏み切るかどうかを決める際には、
離婚によってそれ以上に精神的な価値が得られるかどうかが
重要になります。
たとえば、夫からの暴力(DV)を受けている場合には
精神的、身体的苦痛から逃れ、落ち着いて仕事や育児に
専念したいという女性にとっては離婚はプラスになると考えられます。
また、夫の浮気に悩まされている場合には、
精神的ストレスはかなりのものと考えられますので
慰謝料をもらって離婚することがよいことかもしれません。
女性が離婚を決意するときには、経済的状況を十分考慮した上で
それ以上の精神的価値があるのかどうかを
それぞれの重要なポイントに優先順位をつけて
冷静に検討することが大切です。
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