HOME > 離婚悩みコラム > 離婚の基礎知識 離婚にかかる時間と費用
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一口に離婚といってもその種類はいろいろであり
当然かかる時間や費用も異なります。
最も時間も費用もかからないのが「協議離婚」です。
離婚について話し合い、お互いが合意すれば離婚が
成立する協議離婚では離婚届を提出することで
手続きは完了です。
話し合いにかかる時間は夫婦によってさまざまですが
費用がかかるとすれば戸籍謄本などの数百円だけです。
「調停離婚」の場合はケースバイケースなので
一概にはいえませんが、調停での話し合いがスムーズに
まとまれば、早いときには1ヶ月かからないこともあります。
反対に何度も調停を開く場合には6ヶ月ほどかかり、
それでも決着がつかない場合は不調とされて
打ち切られることもあります。
費用は調停申立書に添付する印紙代として
1,200円のほか、通知用の切手代がかかります。
「審判離婚」は、通常は数ヶ月で審判が下りますが、
難しいケースでは1年以上かかるときもあります。
費用は審判申立書に添付する印紙代として800円
または1,200円と通知用の切手代がかかります。
「裁判離婚」は、離婚の中でこじれると
最も時間も費用もかかるます。
当事者の主張を立証すべく、証拠集めや証人喚問などのため
何回も法廷が開かれます。
1審では6ヶ月ほど、控訴審では4ヶ月ほどかかります。
費用は訴状に添付する印紙代が13,000円以上、
通知用の切手代のほか、弁護士費用がかかります。
「和解離婚」は、話し合いが数回行われ合意することが多く、
早い場合には1回で決着がつきます。
費用は訴状に添付する印紙代と通知用の切手代になります。
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