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一般的に父親が親権者になるのは、母親が親権者になるケースに比べると
非常に少ないのが現状です。
割合でいうと大体2割程度となっています。
これは母親が子供の親権者になることを強く望んだり
母親のほうが子供を育てる環境に適していること、
すでに母親が子供と一緒に生活しているケースが多いことなどが理由です。
さらに裁判所でも母性優先の原則があることから
母親の監護環境を優先させようという考え方が強いのです。
父親が親権者と認められるケースとしては、
母親の監護環境が子供にとって不適切とされた場合や
両親どちらの監護環境も優劣がつけがたく、
すでに父親が監護しており、その環境に全く問題がない場合などです。
経済力に関しては、母親のほうが不利に思われますが
養育費なども考慮するとあまり影響はないようです。
中には母親が仕事に出ることで十分な監護ができないのではという父親からの
指摘があるようですが、それは父親も同じことなので
こちらも親権者争いにはあまり影響がありません。
また、親権者が働きに出ている間、祖父母に子供の監護を頼める場合には
その環境についても合わせて考慮され、判断されることが多いのです。
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