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よく60歳で離婚するよりも65歳を過ぎてから離婚したほうが
お得という声を耳にしますが、これには確かに理由があるのです。
それは「振替加算」と大きく関係しています。
振替加算と関連深いのは「加給年金」です。
わかりやすくいうと、加給年金は夫に支給される厚生年金に
加算される扶養手当のようなものであり、夫の厚生年金の定額部分の支給が
始まってから妻が65際になるまで支給されます。
加給年金は厚生年金の定額部分と一緒に支給されるので
夫婦が同い年であれば、妻が65歳になるまでの5年間支給されていました。
そして、この夫の年金の一部として支給されていた加給年金は
妻が65歳になると今度は妻が自分の年金として受け取れるようになるのです。
これがいわゆる振替年金です。
ただし、妻が65歳になる前に離婚した場合には、振替加算がもらえないのです。
つまり、65歳以降の離婚であれば、振替加算がもらえるだけではなく、
そらに年金分割された年金も受け取ることができるというわけです。
これが65歳以降の離婚がお得といわれる理由です。
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