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たとえイヤでも元夫の居場所はつかんでおくこと

離婚した元夫とはできるだけ接点を持ちたくないという気持ちはよくわかります。

実際に離婚後、元夫がどこにいるのか知らないという人は多いようです。

しかし、夫の居場所を把握していないと不都合なことがいろいろあります。

たとえば、新しく国民健康保険や会社の健康保険の加入手続きなどを行う際、
元夫との事務的な連絡が必要になることもあります。

また、子供の養育費の催促や面接の段取りなどをするときにも
元夫の居場所は必要になります。

中には元夫が養育費の催促を逃れるために住民票を移さずに失踪してしまうこともあり、
非常に困ることもあるのです。

さらに将来、元夫が亡くなったとき、離婚により自分には相続権がなくなったとしても、
子供には遺産分割協議に参加できる権利があります。

しかし、これは元夫とのつながりがあればこその話です。

全く居場所を把握していないがために、元夫が再婚相手に全財産を譲ると
遺言を遺して亡くなった場合には、本来ならもらえる遺留分の請求もできなくなってしまうのです。

ですから、イヤかもしれませんが事務的な連絡ができる程度には
夫とのつながりを保っておくことは子供にとっても大切なことだといえるでしょう。

ただし、DV夫から身を隠している場合はこの限りではありません。
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