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離婚理由でここ数年で急激に増えているのが
「DV」つまり「ドメスティック・バイオレンス」です。
DVは直訳すると「家庭内暴力」なのですが、
子供からの暴力と区別するため「配偶者からの暴力」と表記されています。
圧倒的に多いのは、夫から妻への暴力であり、
身体的暴力以外に精神的暴力も含まれます。
ただし、最近では妻からのDVも少しずつ増えているようです。
以前は家庭内の暴力に関しては法的には立ち入らないのが一般的だったため、
行政が積極的に関与するということはほとんどありませんでした。
しかし、被害の実態が外からはわかりにくいということから
第三者の積極的関与が必要であると考えられるようになったのです。
そこで2001年に配偶者からの暴力および被害者の保護に関する法律
(DV法)が施行され、さらに2004年には精神的暴力も含まれる法律に
改定されました。
特にPTSD(外傷後ストレス障害)を引き起こすほどの暴力に関しては
傷害罪での処罰の対象にもなるのです。
DVを受けている被害者はそれを自分のせいだと思い込む特徴があり、
人に言えず、まして離婚を切り出せない場合が多いようです。
内閣府の調査によりますと配偶者からDVを1度でも受けたことがある人は
約3割近くもいることがわかっていますので、
いまや誰の身にも起こりうることなのかもしれません。
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